荒尾梨はなぜカフェレストランにも使われているのか

更新日:2020年9月9日 公開日:2020年3月6日

成生梨のパウンドケーキ

梨産地として100年以上の歴史を誇る熊本県荒尾市。
毎年収穫シーズンの秋になると、荒尾の道路沿いにはたくさんの直売所がオープンし
連日買い求めにくる客で賑わいを見せています。

荒尾では、いくつかの品種の梨が作られていますが
その中でも贈答品として人気の高い梨が、荒尾ジャンボ梨です。

荒尾ジャンボ梨は、新高という品種ですが
その名の通り、とても大きい梨です。

さらに見た目だけでなく、美味しさもジャンボ級。
噛むと溢れる果汁はとても甘く
見栄えする大きさとその美味しさが贈答品にぴったりなのです。

その荒尾で、新高をはじめとする梨を作っている高塚成生さんは(たかつか・なりお)さん
梨栽培には欠かせない農薬を最大限に抑えた独自の栽培方法で梨を作っています。

荒尾梨はなぜ有名になったのか

荒尾干潟

有明海に面する荒尾市は、豊かな水源と穏やかな気候に恵まれ
農業には最適な環境を広く有しています。

荒尾梨の歴史は、今からおよそ110年前の明治41年(1908年)に
松尾茂三郎氏と関島増男氏によって 、梨の木が植えられた事から始まります。
大正時代に入ると生産農家が多くなり、荒尾ジャンボ梨で知られる新高は
昭和の初め頃から生産されるようになりました。

そして現在では、全国有数の新高の栽培面積を誇るほどになり
全国的に有名なブランド梨として知られるようになりました。

また、荒尾ジャンボ梨が有名になった理由の一つには
荒尾の産業も深く関係しています。

荒尾梨マンホール

荒尾は明治期より、三井三池炭鉱の1つとして大変栄えていました。
炭鉱で働く為に全国各地から集まった人々が自分の故郷に「荒尾ジャンボ梨」を次々と送り
そこから一気に「荒尾ジャンボ梨」の名が広がったとも言われているのです。

荒尾梨を独自の栽培方法で育てている高塚さん

成生梨(新高梨)

梨栽培に、農薬は欠かせません。
農薬を使わないと、虫が大発生してしまうのです。
しかし、高塚さんはその農薬を最大限使用せず梨を作っています。

35年前に、親から梨農園を継いだ高塚さん。
そのときから高塚さんには「子どもたちが安心して食べられる梨を作りたい
という想いがありました。

それは、高塚さんのお子さん自身もアレルギー体質だったこともあり
決して無害とはいえない農薬の使用には健康被害などの懸念を抱いていたのです。

そして、梨の木を何本も枯らしながら試行錯誤を繰り返し
最大限に農薬の使用を抑えた独自の栽培方法を編み出しましたのです。

高塚さんの梨は、農薬を最大限に抑えて作られているので
小さなお子様、ご年配の方でも安心して食べることができます。
しかも、安全で体に優しいだけではありません。
味も、最高級の美味しさです。

成生梨(荒尾ジャンボ梨)の糖度

一般的に出回っている梨の糖度は11度~13度ですが
高塚さんの梨は15度以上のものもあり、非常に甘くジューシー。
高塚さんにより厳選された糖度13度以上の梨をお届けしています。

荒尾梨は荒尾のカフェでも使われている

成生梨のコンポート

荒尾のカフェでは、高塚さんの梨を使ったスイーツが提供されています。
安心安全だけでなく、美味しさも最高級の高塚さんの梨。
カフェのシェフからは

この梨は糖度が13度以上もあるので、砂糖なしでそのままいけます

とのことで、梨そのものの甘さを生かしたコンポート
パウンドケーキとして使われています。

梨のタルト

その他にも、タルトやジャムにしても
梨の実に凝縮した甘さを生かすことができます。
梨をそのまま食べるのが苦手なお子様も、これなら喜んで食べてくれそうですね。

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