荒尾梨の新高の特徴とは!?

熊本県荒尾市は、梨産地として100年以上の歴史があり、荒尾梨で有名な地域です。
恵まれた自然と歴史ある荒尾で実った自然栽培の荒尾梨を皆さまにご紹介します。

梨産地荒尾市で育てられている梨の品種…幸水、豊水、新高、秋麗、あきづき

荒尾市では、主に5つの品種の梨が生産されています。

①幸水
現在日本で一番多く生産されている梨です。荒尾市では、8月上旬から中旬にかけて収穫されます。大きさは約250~300gくらいで、他の梨に比べるとやや小ぶりではありますが、とても果汁が多く、果肉も柔らかく甘みも強いです。皮の色は、褐色または黄緑がかった褐色です。長年にわたり高い人気を得ている品種です。

②豊水
豊水は、幸水に次いで国内での生産量が多い品種です。幸水に比べると酸味があり、やや大きめです。糖度は、ほとんどが12度以上もあり、梨特有のシャリシャリとした食感も楽しめます。荒尾では、8月下旬頃から始まり、10月初旬にかけて収穫されます。

③新高
豊水に次いで生産量の多い品種です。 「ジャンボ」と言われているように、大きくそしてずっしりと重いのが特徴です。果実の大きさは、1.5kgに達する事もあり、子どもの頭ほどの大きさのものもあります。果肉は白くて軟らかく、果汁もたっぷりで香りも芳醇。 糖度は12度以上もあり、とても甘みが強いです。収穫は10月から始まり、11月まで続きます。

④秋麗
熊本では平成20年から出荷が始まった比較的新しく希少な品種です。 糖度が13度前後あり、酸味が少なく、強い甘さが特徴です。皮は洋梨に似ていて、褐色と黄緑のまだら模様があります。栽培が難しいと言われていますが、荒尾では近年、生産する農家が増えてきています。

⑤あきづき
あきづきは、幸水と豊水と新高を交配させて誕生した梨です。2001年に品種登録されました。実は大きめで、500gほどになります。果肉は柔らかく、豊水や幸水に比べて酸味が少なめで、しっかりとした甘みが感じられます。9月下旬頃から収穫されます。

荒尾市は新高で有名になった!?荒尾ジャンボ梨で有名になった、その大きさと甘さ

成生梨新高ジャンボ梨

荒尾梨の歴史は、今からおよそ110年前の明治41年(1908年)に、梨の木が植えられた事から始まります。 大正時代に入ると生産農家が多くなり、「荒尾ジャンボ梨」で知られる「新高」という品種は、昭和の初め頃から生産されるようになりました。そして現在では、全国有数の新高の栽培面積を誇るほどになり “荒尾ジャンボ梨”は、全国的に有名なブランド梨として知られるようになりました。

伝統の荒尾梨

また、荒尾ジャンボ梨が有名になった理由の一つには、荒尾の産業も深く関係しています。荒尾は明治期より、三井三池炭鉱の1つとして大変栄えていました。 炭鉱で働く為に全国各地から集まった人々が、自分の故郷に「荒尾ジャンボ梨」を次々と送り 、そこから一気に「荒尾ジャンボ梨」のブランド名が広がったとも言われているのです。「荒尾梨」は荒尾市で作られている新高梨のブランドで、一定の基準を満たしたものが「荒尾梨」として出荷されています。

成生梨2個入り

新高は、その大きさと形、そして美味しさから“梨の王様”とも言われています。また、非常に日持ちが良いもの特徴の一つです。ぴったりとラップに包んで冷蔵庫に保存すれば、1ヶ月ほどは持ちます。その見栄えする大きさから、贈答品としても喜ばれ、人気があります。

荒尾市の新高の味の特徴

新高は一般的には酸味が少なく、糖度が高めなのが特徴ですが、栽培方法により甘さの質が異なります。
荒尾市には150戸の梨農家の方がいますが、その中でも、農薬や肥料を一切使用せず、ベタつかない後口の良い甘みを特徴とした新高を生産している梨農家の方がいます。それは、35年以上にわたり無農薬栽培に挑戦してきた梨農家:高塚成生(たかつか なりお)さんです。

落葉果樹である梨の無農薬栽培は非常に難しく
高塚さんは、これまでたくさんの梨の樹を枯らしてきました。
完全無農薬は難しかったのですが、これまで梨の樹を枯らせてきた経験から、最大限農薬を使用しないギリギリのラインを見極めて栽培することができるようになり、安心安全で食べた人の心と体が喜ぶ梨の生産を実現可能にしました。

高塚成生と荒尾梨

熊本県荒尾市で生まれ育った高塚さんは、35年前、親から梨園を引き継ぎました。 高塚さんには、その時から変わらない想いがあります。
それは「子ども達が安心して食べられる美味しい梨を作りたい」という想いです。高塚さんは、自身のお子さんがアレルギー体質だったことからも、 無農薬栽培には強い想いがありました。
そして35年の年月をかけ、農薬を最大限使用しない独自の栽培法を産み出したのです。

高塚さんの栽培法は、周りの梨農家さんとは全く異なったものです。
最大の特徴は、冬期にクヌギの葉を梨園に敷き詰め、落葉樹林と同じ土壌環境を梨園に創り出している点です。
高塚さんの梨園の土壌は、多様な生物が生息しています。
梨園に降り注いだ雨は、クヌギの葉の腐葉土を通り、ミネラルが豊富な“森の雫“となって 梨の果肉において重要な果汁を作り出す、水分となるのです。

高塚さんは、収穫時期になると毎朝、梨の食味をして収穫適期を見極めます。
梨の特徴の一つとして、追熟をしない点が挙げられます。
追熟とは、果物を熟れる前に収穫し、その後一定期間置いておくことで、果肉の甘さや柔らかさを増す処理をいいます。
そのため、収穫時期により、梨の味が左右されてしまいます。
私どもは、店頭販売とは異なり、収穫適期に収穫した採れたての梨を、高塚さんより直送してお届けしております。

高塚成生の荒尾梨

成生梨(新高・ジャンボ梨)は、大きいもので1個700g以上あります。
糖度13以上の爽やかな甘みを体感して頂きたいと思います。 自然の恵みをたっぷりと受けて実った、もぎたて新鮮な高塚さんの梨を、是非ご堪能下さい。

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