荒尾梨の美味しい見分け方とは?豊水・新高・ジャンボ梨の特性に注目!
こんにちは!自然果樹園ナチュラルスタイルの井田です。
買ってきた梨が、想像していたよりも甘くなかった…
という経験、ありませんか?
品種や収穫シーズンによって味が異なる梨。
でも、見ただけではいつが食べ頃なのか、分かりませんよね。
梨産地として100年の歴史を誇る荒尾で作られる荒尾梨。
収穫シーズンになると、荒尾梨の直売所がずらりと並びます。
秋になると、荒尾梨の梨狩り農園もオープン。
美味しい梨を見分ける方法とは?
見て触って、その美味しさを見極めましょう!
<目次>
荒尾梨の美味しさは何で見分ける?
秋になると、梨狩りを楽しむという人も多いでしょう。
木に実っているたくさんの梨を見ただけで心が躍りますね。
しかし、ぶら下がっている梨はどれも同じに見えます。
大きさも、色も、形も…
食べ頃の美味しい梨を見分けるには下記をご参考にして下さい。
1) 梨の色が赤褐色
2) 果皮の表面がスベスベ
3) 果皮にハリがある
梨の色はなるべく赤褐色のものを選ぶ
荒尾では、主に豊水や新高が栽培されています。
豊水や新高は、「赤梨」と呼ばれています。
赤梨は熟する過程で、緑→黄土色→赤褐色への変化してきます。
つまり、まず見た目では、赤褐色の梨を選ぶと良いでしょう。
梨の表皮はスベスベのものが良い
赤梨の表面はザラザラしていますが、熟してくると徐々に果皮がスベスベしてきます。
表面がザラザラはコルク果点といって、梨の水分を中に閉じ込める役割がある点です。
熟すとこのざらつきがなくなり、スベスベしてきます。
そのため、なるべくざらつきのない、スベスベしたものを選びましょう。
ザラザラしている梨は、果肉が硬めで水分も少なめですが、スベスベした果皮は、水分も多く、果肉が柔らかくなってきているサインの一つです。
梨の果皮にハリがある
荒尾梨は、大きければ大きいほど甘くて美味しいといわれています。
果皮にハリがあり、同じ大きさならずっしりと重みのある梨を選びましょう。
ずっしり重みのある梨は、果汁が多く含まれているサインでもあります。
また、梨の甘みはヘタの反対側のお尻側に溜まります。
なので、お尻が横に平べったいものを選びましょう。
荒尾梨の美味しさは梨農家さん熟練の目と舌で見極められる
梨は、追熟をしない果物です。
追熟とは、収穫した後に熟すことです。
バナナやみかんがそうですね。
でも、梨は収穫してからは熟しません。
なので、樹上で熟してから収穫しなければならないんですね。
収穫シーズンを迎えると、梨農家さんたちは毎日梨の熟れ具合を確かめるため
試食するなどして、梨の収穫時期を見極めます。
天候により収穫時期は毎年変わりますが、
長年にわたり鍛えられた梨農家さんたちの熟練の舌は
最適な収穫時期を梨の味から見極めているんですね。
荒尾梨を育てている高塚成生さんは、
確実に糖度がのっている梨を届けたいという想いから糖度計で糖度13以上を確認してから出荷をいたします。
今回は、美味しい梨の見分け方をお伝えいたしました。
美味しい梨はどのような梨か、観察眼がぜひ養われて下さい。
自分で選んだ梨の美味しさは、また格別でしょうね。
高塚成生の荒尾梨は、最適な収穫時期を見極めて発送を致しますので、店頭販売はなく、下記のホームページからのご注文のみとなります。