実証!長持ちする梨の保存方法とは?10日後にはこうなりました!|高塚成生の荒尾梨
こんにちは!自然果樹園ナチュラルスタイルです。
秋は、梨が美味しい季節。
梨狩りを楽しんだり、贈り物でいただいたりして
自宅にたくさん梨があり
食べきる前に腐らせてしまいそう…
保存するにはどうしたらいいのか。
そうお思いの方もいらっしゃることでしょう。
でも大丈夫。梨の特性を生かして保存すれば
鮮度を落とさずに美味しさもそのままで楽しむことができます!
<目次>
梨の鮮度を落とさずに長持ちさせる保存方法は?
梨の保存場所は、冷蔵庫が原則です。
常温や暖かい場所に置くと腐れやすくなるので
手に入れたらすぐに冷蔵庫へいれましょう!
長持ちする梨の保存方法について。
まず、梨を一つずつキチンペーパーで包みます。
果物は熟すと
エチレンという植物ホルモンを出します。
エチレンは
周りの果物や野菜に対して老化を促進させる作用があるので
一つ一つ包むことでエチレンの漏れを防ぎ鮮度を保ちます。
また、梨をそのままジップロックに入れると、
梨の呼吸で内側に湿気がこもるので梨自体が傷みやすくなります。
次に、ラップでぴったりと包み込みます。
そして、そのままビニル袋にいれ、閉じます。
複数一緒でもオーケー!
最後に冷蔵庫へイン。
ここで大事なのは、ヘタを下にして置くこと。
こうすることで梨の呼吸がゆるやかになって
鮮度が落ちにくくなるんです。
冷蔵庫で10日間保存。どうなった?
10日間野菜室に入れ
その間一度も出さなかった梨は
どうなったかというと…
特に変わっていませんでした!
皮がシワシワになったり
果肉が柔らかくなったりせず
見た目も手触りも
10日前と全く変わっていませんでした。
切ってみても、変化なし!
シャリシャリ触感も損なわれておらず
甘い果汁もたっぷりのまま!
とっても美味しくいただきました!
冷凍すると一層甘いひんやりスイーツに!
果糖は、冷やすことで甘みが増します。
冷凍庫で保存して食べるのもおススメです。
くし切りにした梨をラップで包み
ジップロックへ入れてそのまま冷凍庫へ!
冷凍された梨がこちらです!
これはまだカチカチの状態ですが
10分ほど解凍させればシャーベットになります
さらに30分ほど解凍させると
コンポートのように
トロリと甘いおやつになります。
冷凍庫での保存なら1ヶ月はもちますので
余らせてしまった場合は、こうしてまとめて保存し
ひんやりスイーツとして楽しむこともできますね!
まとめ
梨は、追熟をしない果物です。追熟とは、収穫した後に熟すことで、代表的な果物がバナナですね。
梨は追熟しないのでまだ青く実も硬い梨を収穫してしまうと
酸っぱい味の梨のまま、食べなければなりません。
そのため、梨の収穫シーズンを迎えると
農家さんは梨一つ一つの熟れ具合を見極めて収穫するんですね。
その梨をご購入後も美味しく食べるために今回は保存方法に関してお伝えさせて頂きました。
要約すると
1.梨を一つずつ紙やラップで包む
2.ジップロック等のビニール袋に入れて密封保存
3.ヘタがある方を下にして保存
4.冷蔵庫の野菜室で保存がベスト
秋の味覚としての梨を存分に味わって楽しまれて下さい^^